税理士試験に合格した経験を中心に試験対策のノウハウを紹介。また、30歳〜40歳の男性が気になるトレンドも追いかけていきます

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税理士試験初学者におすすめする複数科目受験の組み合わせは簿財だけ

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税理士試験の初学者の人にとって一度は経験する悩みが、税理士試験の科目を複数受験するべきか、一つの科目に絞って単独一科目の勉強するかです。

この選択を誤ると税理士試験の試験期間を1年間棒に振ったりしてしまったり、何よりも税理士試験の受験勉強は専門学校に通うことが一般的ですので、無駄なコストを掛けてしまったりしてしまいます。

私の結論ですが、原則、1年1科目受験をおすすめしますが、初学者の方が社会人で複数科目を受験を検討するならば、簿記論・財務諸表論のみの組み合わせをおすすめします。

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税理士試験を複数科目受験するメリットとは 簿財をおすすめする理由

そもそも税理士試験を複数科目を受験することによるメリット・デメリットとはどんなものでしょうか?

メリット1:複数科目の受験であれば税理士試験の受験期間が短くなる

税理士試験に合格するためには5科目合格しなければなりません。

税理士試験は1年に1回の試験ですから、順調に1年に1科目合格していっても最低5年かかります(合格率は相対上位10%ですので、簡単そうですがかなり稀なケースですが)。

ですので、1年に複数科目ずつチャレンジしていけば、必然的に受験期間は短くなる傾向にあります。

メリット2:科目の組み合わせによっては相乗効果がある

税理士試験の科目の受験の組み合わせによっては互いに勉強をすることで相乗効果が生まれることがあります。それが簿記論と財務諸表論の組み合わせです。

簡単な図で表すとこんな感じです。相続税・法人税の組み合わせで単純に考えれば2科目の受験勉強となると2倍となりますが、簿記論・財務諸表論の組み合わせであれば単純に2倍になるのではなく、1.5倍の勉強量で済みます。

なぜ簿記論と財務諸表論の組み合わせに相乗効果があるのか?

簿記論は主に企業の取引をどのように会計帳簿に記録するかを学習する科目です。

一方の財務諸評論は、株主等の利害関係者への報告するための書類(財務諸表)の作成に必要な考え方や作成方法を学習します。

ですので、財務諸表を作成するに当たっては企業の取引を会計帳簿に記録する必要があるので、その範囲が簿記論と財務諸表論の共通の範囲であるため、単純に2倍ではなく、1.5倍になるのです。

簿記論と財務諸表論の学習なら最低54,980円で学習できる

なお、この組み合わせは専門学校でも相乗効果があるとしてセットで学習すると割引をするというお得なパックがあります。

通常の専門学校であれば2科目で376,000円するのが、スタディングであれば、54,980円で受講できてしまいます。

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税理士試験を複数科目受験するデメリットとは共倒れ

デメリット1: 試験勉強は単独科目受験よりも大幅にアップ

相乗効果があるから試験勉強は1.5倍になるといっても専門学校が求める学習時間は簿記論・財務諸評論それぞれ400時間です。ですので、1.5倍になると法人税法の学習時間の目安に相当します。

法人税法を1年で合格することはかなりハードルが高いので、相乗効果があるから2科目合格も簡単というわけにはいかないのです。

デメリット2:共倒れするリスクがある

複数科目を受験することで一番怖いのが共倒れするリスクです。デメリット1でお伝えしたとおり、複数科目を受験することは勉強時間が必然的に多くなります。

その結果、両方とも消化不良となり、結局、複数とも記念受験になってしまう可能性があるのです。試験期間を短くするはずが結局、長くなってしまう可能性があります。

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会計事務所に勤めているなら税理士試験の複数科目受験は危険

会計事務所の閑散期に税理士試験の勉強がスタート

専門学校による試験勉強のスタートは9月からスタートします。

この時期というのは会計事務所は一般的に閑散期にあたるので、受験生にとっては試験勉強のために時間を比較的に費やすことが出来る時期です。

ですので、スタート時点は比較的に複数科目を復習することは容易な時期と言えます。

科目の応用学習から繁忙期!勉強についていけない可能性が

しかし、年末になると年末調整から始まり、個人確定申告、3月決算5月申告と繁忙期に入っていきます。

どうしてもこの時期は残業時間が多くなるため、勉強に費やす時間が必然的に減ってしまいますから、単独科目の受験でも難しいのに、複数科目での複数科目の復習確保はさらに困難になっていきます。

経験者が複数科目をしたいなら合格発表まで!発表後は受験科目を絞れ!

どうしても複数科目を勉強したいのであれば、経験者は合格発表までで一度区切りを付けることをおすすめします。

経験者であれば12月に合格発表を迎えるので、結果次第で新たな科目に絞るか、残念ながら不合格であれば、合格するまで再チャレンジするために一科目に絞るべきです。

かりに複数科目とも新たな科目でその年の受験科目が不合格であるならば、両方とも捨てる決断をすべきでしょう。

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最後に

タイトルに「複数科目は簿財だけ」としたのは、私見ですが、社会人は複数科目を受験することはリスクがあると考えているからです。私自身も1年1科目ずつチャレンジしてきました。

受験専念組の方は時間が確保しやすいので、単独科目で受験し続けることは逆に時間的なコストを考えると効率が悪すぎるため複数科目をおすすめします。

しかし、社会人が複数科目を受験となると、時間の確保以上に試験勉強のスケジュールを組み立てるのが大変です。

どうしても試験勉強は長期戦となりますから、いつまでにここまで暗記するなどの日ごとの管理が必要です。その作業が2倍になり、計画が崩れれば再度、スケジュールの作り直しとなり、最終的には共倒れとなるリスクが高すぎるといえます。

税理士試験は学力以上にタイムスケジュールをいかにできるかできないかで合格できるか否かを決める試験です。自分自身の生活リズムを客観的に判断し、無理のないスケジュールを組みましょう。

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