税理士試験に合格した経験を中心に試験対策のノウハウを紹介。また、30歳〜40歳の男性が気になるトレンドも追いかけていきます

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税理士試験に合格に必要なものは電卓とボールペンとストップウォッチ?

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私が税理士試験の受験時代に図書館や専門学校の自習室で勉強していたアイテムが必ず3つありました。

計算するうえで必ず必要な電卓、計算結果や理論を書くためのボールペン、万年筆などの筆記具、そして、ストップウォッチです。

電卓とボールペンは何となく分かるとは思いますが、なぜストップウォッチが必要なのかを今回、紹介します。

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税理士試験は知識以上に時間勝負

税理士試験に合格するためには時間管理がとても重要です。

もちろん、理論暗記や計算パターンをマスターすることは前提にはなりますが、仮に100%、税理士試験科目の範囲を抑えたとしても合格出来ないのが税理士試験の実情なのです。

試験時間は2時間 しかし全部解答するためには時間が足りないのが税理士試験

税理士試験は相対試験であるため、60点以上取ったら全員合格という生ぬるい試験ではなく、受験者数の約上位10%しか合格出来ない試験です。

言い換えれば、90%をいかに不合格にさせるかという試験ですので、簡単には点数が取れないようになっています。

では、点数が取れないようにいかな策が施されているのでしょうか?

現在の試験では、誰も解くことが出来ない問題よりも、一見、解けそうな問題なんだけども時間がかかってしまうボリュームが大きい試験へと変化しています。

難題問題を解かせるよりも時間がかかる試験のほうが差が付きやすい

では、なぜ難題問題ではなくボリュームが多い試験のほうが点数に差が付きやすいのでしょうか?

例えば、過去に誰も見たことの無い難題の問題が出たとしましょう。その問題に対しては結果的に誰も解くことが出来ず、平均点は下がっても点数に差が付きません。誰も解くことができないわけですからね。

一方、ボリュームが多い試験はどうでしょうか?一定のところまでは点数を取得することができますが、他の受験生よりも差を付けるためには、誰よりも早く正確に計算、解答できるかで差を付けることができます

つまり、この限られた2時間の中でいかに効率良く問題を解いた受験生こそ合格を勝ち取ることができるのです。

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時間管理するためにはストップウォッチが最適

誰よりも早く解答することが合格を勝ち取る秘訣です。では誰よりも早く解答するためにはどうすればいいのでしょうか?

一番効果があるのは、問題集や定例テストを何度も何度も解き直すことあるのみです。ものすごく基本的になことですが、その基本こそが重要になります。

そのときにストップウォッチが活躍するのです。

問題集に記載してある目標解答時間を必ず意識しよう!

私は大原専門学校で税理士試験の学習をしていましたが、大原専門学校が配布してくれる問題集には必ず、『目標解答時間○○分』と記載してあるはずです。

初めて問題を解くときは必ず、自分自身が何分で解答できるかストップウォッチを時間を測るようにしましょう。その測った時間こそがあなたの実力なのです。

時間を測ったら問題集に記載していこう

時間を測って、時間内で解答することができた、できないで一喜一憂しているだけでは、実力をつけることはできません。

時間を測ったら必ず、問題集の片隅や解答結果のどこかにメモるクセをつけましょう。その時間こそがあなたの実力を測る指標です。

初めて解いたときは目標解答時間のギリギリだったのに、1ヶ月後に問題を解いたら5分も早く解答することができていたことなんてざらにあります。

この5分の差こそが成長の証なのです。極論をいえばこの5分で解いた問題の差で合格、不合格に差が付くのです。

時間を意識しないと絶対に早く解くことができない

ちんたらと問題を解いて正解、間違いかやっていただけでは、早く解くことはできません。

正解して当たり前。では、解答するのにいかに時間を短縮するかを意識できるか出来ないが合格を勝ち取る分かれ目だと思います。

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最後に

いかがだったでしょうか?今回は日頃の学習においても時間管理をする重要性をお伝えしました。与えられた問題は正確に解答できることは合否の前の前提条件です。

誰よりも早く解答する!これが合格をより近づけるための秘訣です。そのためにもストップウォッチも勉強道具に入れながら時間管理をするクセを付けていきましょう。

なお、電卓や筆記具にこだわるならこちらの記事もおすすめです。

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